「韓国旅行といえば、やっぱり食べ歩き」。そんな方のために、ソウルと全州(チョンジュ)を巡る5日間のグルメ満喫モデルコースをご用意しました。ソウルの活気あふれる広蔵市場(クァンジャン市場)から本場のサムギョプサル、夜の屋台、そしてビビンバ発祥の地・全州まで。ジグザグせず、無理のない地理的な流れで韓国の「食」を堪能できるよう構成しています。初めての韓国旅行はもちろん、リピーターの方にも満足いただける王道プランです。
Day 1:ソウル到着&東大門・広蔵市場で食べ歩きデビュー
仁川(インチョン)国際空港から空港鉄道(A'REX)でソウル市内へ。午前中にホテルへ荷物を預けたら、まずは活気あふれる広蔵市場(クァンジャン市場)へ向かいましょう。ここは韓国でも有数の伝統市場で、観光客にも地元の人にも大人気。昼食は名物のマヤッキンパ(小さな海苔巻き)や、緑豆を挽いて焼き上げるピンデトック(緑豆チヂミ)をぜひ。鉄板でジュージューと焼かれる様子を眺めながらの一杯はたまりません。午後はそのまま隣接する東大門(トンデムン)エリアへ。ファッションビルが立ち並ぶショッピングタウンで、DDP(東大門デザインプラザ)の近未来的な建築も見どころです。夜は東大門の夜市が本格的に動き出す時間。屋台でトッポッキやスンデを味わいながら、初日からどっぷり韓国の食文化に浸かりましょう。夜食におすすめなのは、市場の名物・ユッケ(生の牛肉のあえ物)。新鮮な味わいに旅の期待が高まります。
Day 2:明洞の屋台&本場サムギョプサルを満喫
2日目は韓国グルメの王道を攻めます。午前は南大門(ナンデムン)市場を散策。韓国最大級の伝統市場で、太刀魚の煮付けが名物の「太刀魚横丁」など、地元の食堂が軒を連ねます。昼食は南大門名物のカルグクス(手打ちうどん)で温まりましょう。午後は明洞(ミョンドン)へ移動し、コスメショップやファッション店をのぞきながら街歩き。夕方になると明洞の通りは屋台でびっしり埋まり、ホットク(黒糖入りの焼き菓子)、トルネードポテト、チーズ系の韓国屋台グルメが楽しめます。日が暮れたら、いよいよこの旅のハイライトのひとつ、本場のサムギョプサル(豚バラ肉の焼肉)へ。厚切りの豚肉を炭火で焼き、サンチュやエゴマの葉に包んで頬張る瞬間は格別です。焼肉店ではキムチや各種ナムルなど、おかず(パンチャン)が無料でずらりと並ぶのも韓国ならでは。締めには冷麺やテンジャンチゲ(味噌チゲ)を頼むのが定番です。
Day 3:景福宮&韓屋カフェ、夜は焼肉横丁へ
3日目は食だけでなく、ソウルの歴史と街並みも味わう一日。午前は朝鮮王朝の正宮・景福宮(キョンボックン)を見学。運が良ければ守門将交代式の儀式も見られます。続いて、伝統家屋が立ち並ぶ北村韓屋村(プクチョン・ハノクマウル)をのんびり散策。瓦屋根の韓屋が連なる路地は写真映え抜群です。昼食は近くの三清洞(サムチョンドン)エリアで、上品な韓定食(ハンジョンシク)を。色とりどりの小皿料理が一度に楽しめる宮廷風の食事は、韓国料理の奥深さを感じさせてくれます。午後は韓屋を改装したおしゃれなカフェで、伝統茶やかき氷のパッピンス(あずきビンス)を味わいながらひと休み。夜は孔徳(コンドク)や麻浦(マポ)の焼肉横丁へ繰り出し、カルビ(味付け牛肉)やテジカルビをお腹いっぱい堪能しましょう。香ばしい煙に包まれた横丁の雰囲気は、ソウルの夜の醍醐味です。
Day 4:全州へ移動、ビビンバ発祥の地で味わう本場の味
4日目はソウルを離れ、グルメの聖地・全州(チョンジュ)へ。龍山(ヨンサン)駅または水西(スソ)駅から高速鉄道KTX(またはSRT)に乗れば、全州へはおおむね日帰りも可能なアクセスの良さです。全州に着いたら、まずはこの街最大の見どころ、全州韓屋村(チョンジュ・ハノクマウル)へ。八百棟以上の伝統韓屋が密集する美しいエリアで、韓服(ハンボク)をレンタルして散策する人も多く見られます。昼食はもちろん、全州名物の全州ビビンバ(チョンジュ・ビビンバ)。真鍮の器に色とりどりのナムルと牛肉、生卵をのせ、コチュジャンで豪快に混ぜていただく一杯は、ビビンバ発祥の地ならではの完成度です。午後は韓屋村の路地を食べ歩き。チーズの入った全州式の屋台フードや、文化遺産の慶基殿(キョンギジョン)、趣ある殿洞聖堂(チョンドン聖堂)も巡りましょう。夜は地元の막걸리(マッコリ)横丁で、頼むたびに無数のおつまみが並ぶ全州名物のマッコリ宴会を体験。素朴で温かい地方都市の夜が楽しめます。
Day 5:南大門で最後の食べ納め&おみやげ探し
いよいよ最終日。全州に宿泊した場合は午前のKTXでソウルへ戻り、日帰りで巡った場合はそのままソウル市内でゆったりと過ごします。まずは旅の締めくくりに、温かいスープ料理で体を整えましょう。おすすめはソルロンタン(牛骨の白濁スープ)や、二日酔いにも効くというヘジャンク(解酲湯)。じんわりと染みる優しい味わいで、食べ続けた胃も落ち着きます。午後は南大門市場や、人気の食料品が揃うエリアでおみやげ探し。韓国海苔やインスタントラーメン、伝統菓子の韓菓(ハングァ)、コチュジャンなど、自宅で韓国の味を再現できる品々を選びましょう。出発まで時間があれば、最後にもう一度カフェでホットクやトッポッキを頬張って、食べ納め。荷物をまとめたら空港鉄道で仁川国際空港へ向かい、5日間のグルメ旅を締めくくります。お腹も心も満たされる、忘れられない韓国の旅になるはずです。
💡 旅のヒント
- ソウルの移動は地下鉄が圧倒的に便利。交通系ICカード「T-money」を購入すれば、地下鉄・バス・タクシーまでスムーズに使えます。
- 市場の屋台や食堂は現金しか使えない店も多いので、ウォンの現金を少し多めに用意しておくと安心です。
- ソウルから全州へはKTX(高速鉄道)が便利。人気路線なので、移動日が決まっていれば座席は早めに予約しておきましょう。
- 韓国の焼肉や定食では「パンチャン(おかず)」がおかわり無料の店が多数。遠慮せず店員さんに声をかけてみましょう。
❓ よくある質問
ソウルから全州へはどうやって行くのが一番便利ですか?
高速鉄道KTX(またはSRT)の利用が最も便利です。龍山(ヨンサン)駅や水西(スソ)駅から乗車でき、全州へは比較的短時間でアクセスできます。本数も多いため、日帰り旅にも十分対応できます。
広蔵市場では何を食べるのがおすすめですか?
広蔵市場の名物は、ピンデトック(緑豆チヂミ)、マヤッキンパ(小さな海苔巻き)、ユッケ(生牛肉のあえ物)です。活気ある屋台で食べ歩きながら、いくつもの韓国伝統グルメを少しずつ味わえるのが魅力です。
全州ビビンバは普通のビビンバと何が違うのですか?
全州はビビンバ発祥の地とされ、真鍮の器に色とりどりのナムルや牛肉、生卵を美しく盛り付けるのが特徴です。具材の種類が豊富で見た目も華やか。本場ならではの完成された味わいが楽しめます。