初めての韓国旅行なら、ソウルと釜山を一度に楽しむ7日間が王道です。前半はソウルで景福宮などの古宮や明洞・弘大の街歩き、本場のグルメとK-カルチャーを満喫し、後半はKTXでわずか2時間半ほどの釜山へ。海雲台ビーチや甘川文化村、新鮮な海鮮市場まで、地理的に無理のない流れで巡れるよう組み立てました。各日の動き方とおすすめの一品も添えているので、このまま辿るだけで充実の旅になります。
1日目:ソウル到着と明洞の夜
仁川国際空港(Incheon)に到着したら、空港鉄道A'REXでソウル中心部へ向かい、まずはホテルにチェックインして荷物を預けます。午後は繁華街の明洞(Myeongdong)を散策しましょう。コスメショップやファッション店が立ち並び、初めての韓国の活気を肌で感じられるエリアです。夕方には近くの南山(Namsan)へ上り、Nソウルタワー(N Seoul Tower)の展望台からきらめくソウルの夜景を一望。山頂までは南山ケーブルカーで気軽にアクセスできます。夜は明洞に戻り、屋台グルメを楽しんで。タッカルビやトッポッキも良いですが、初日はぜひ熱々のスンドゥブチゲ(純豆腐チゲ)で旅の疲れを癒やしてください。
2日目:古宮巡りと北村・仁寺洞
韓国旅行のハイライト、朝は朝鮮王朝の正宮・景福宮(Gyeongbokgung)から始めましょう。広大な敷地と光化門、勤政殿の荘厳な佇まいは必見で、運が良ければ守門将交代式も見られます。チマチョゴリなど韓服(ハンボク)をレンタルして写真を撮るのも人気です。徒歩圏内には伝統家屋が並ぶ北村韓屋村(Bukchon Hanok Village)があり、石畳の路地と瓦屋根の風景はまるでタイムスリップしたかのよう。午後は骨董品店やギャラリーが集まる仁寺洞(Insadong)でお土産探しと伝統茶を楽しみ、隣接する三清洞(Samcheongdong)のおしゃれなカフェ通りも散策を。夜は鍾路あたりで、韓国の宮廷料理を上品に味わえるビビンバや、定番のサムギョプサル(豚バラ焼き)を堪能してください。
3日目:弘大の若者文化とソウルの今
この日はソウルの「今」を体感する一日。午前は昌徳宮(Changdeokgung)と、自然と調和した美しい秘苑(後苑)を訪れ、世界遺産の庭園美を味わいます。午後は地下鉄で弘大(Hongdae)エリアへ。美術大学を中心に発展した若者の街で、個性的なショップ、ストリートパフォーマンス、トレンド最先端のカフェがひしめき合っています。K-POP関連グッズを探したり、路上ライブに足を止めたりと、自由な雰囲気を楽しんで。夕方は近くの延南洞(Yeonnam-dong)の落ち着いたカフェ街で一息つくのもおすすめです。夜は弘大の賑わいの中で、韓国式フライドチキンとビールの「チメク」を。サクサクの衣とヤンニョムの甘辛ソースは、一度食べたら忘れられない味です。
4日目:東大門と漢江、そして釜山へ
ソウル最終日は朝のうちに東大門(Dongdaemun)エリアへ。近未来的なザハ・ハディド設計のDDP(東大門デザインプラザ)を見学し、周辺のファッションビルでショッピングを。少し足を延ばして広蔵市場(Gwangjang Market)に立ち寄り、名物のユッケやマヤッキンパ(麻薬キンパ)、ピンデトック(緑豆チヂミ)を食べ歩くのが旅情たっぷりです。午後はソウル駅(Seoul Station)からKTXに乗車し、約2時間半で釜山(Busan)へ。車窓に流れる韓国の田園風景も旅の醍醐味です。釜山駅に着いたらホテルへチェックイン。夜は港町・釜山らしく、活気あふれるチャガルチ市場周辺で新鮮な海の幸を。プサンの郷土料理、白濁スープのデジクッパ(豚肉のクッパ)で体を温めて締めくくりましょう。
5日目:海雲台と甘川文化村
釜山観光の中心、まずは韓国を代表するビーチ・海雲台(Haeundae)へ。白い砂浜と青い海が広がり、海沿いの遊歩道を散歩するだけで爽快です。隣接する冬柏島(Dongbaek Island)の遊歩道からは、APECハウス「ヌリマルAPECハウス」と広安大橋の眺めも楽しめます。午後は釜山随一のフォトスポット、甘川文化村(Gamcheon Culture Village)へ。山の斜面にカラフルな家々が積み重なる景観は「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれ、路地裏のアート作品を探しながら歩くのが楽しいエリアです。夕方は影島(Yeongdo)方面の海岸カフェで海を眺めながら休憩を。夜は海雲台に戻り、釜山名物のミルミョン(小麦冷麺)や、新鮮なフェ(刺身)で港町ならではの夕食を味わってください。
6日目:海東龍宮寺と西面グルメ
この日は釜山の自然と信仰に触れる一日。午前は海辺の絶壁に建つ海東龍宮寺(Haedong Yonggungsa Temple)へ。岩場に寄り添う朱色の堂宇と、打ち寄せる波のコントラストが見事で、韓国でも珍しい海沿いの寺院です。その後は近くの青沙浦(Cheongsapo)や、ガラス床のスカイウォークで知られる海沿いを散策。午後は釜山最大の繁華街・西面(Seomyeon)でショッピングとカフェ巡りを楽しみましょう。夕方には南浦洞(Nampo-dong)方面へ移動し、釜山タワーがそびえる龍頭山公園からの夕景もおすすめです。夜は西面の屋台街に繰り出し、釜山発祥のグルメ、甘辛い熱々のおでん「釜山オムク」と、ローカルに愛されるシアッホットク(種入りホットク)を食べ歩いてみてください。
7日目:最後の散策と帰国
いよいよ最終日。帰りの便に合わせて、午前中は南浦洞のBIFF広場周辺やチャガルチ市場をもう一度ゆっくり巡り、最後のお土産を選びましょう。乾物や韓国海苔、お菓子などは市場で買うと種類も豊富です。時間に余裕があれば、釜山駅近くの上海街やチャイナタウンを軽く散策するのも良いでしょう。出発前の食事には、釜山らしい一杯をぜひ。あっさりとした牛肉スープのコムタンや、最後にもう一度デジクッパで旅を締めくくるのもおすすめです。食後は釜山駅または金海国際空港(Gimhae)へ向かい、7日間の韓国の旅に別れを告げます。ソウルの古宮から釜山の海まで、韓国の二つの魅力を満喫した忘れられない旅になったはずです。
💡 旅のヒント
- ソウルと釜山の移動はKTX(高速鉄道)が便利。所要約2時間半で、繁忙期や週末は事前予約が安心です。
- 市内移動は交通系ICカード「T-money(ティーモニー)」が必須級。地下鉄・バス・タクシーで使え、コンビニでチャージできます。
- 古宮や寺院、市場ではかなり歩くので、歩きやすい靴がおすすめ。坂の多い甘川文化村や南山は特に楽な服装で。
- 韓国はカフェやスポットごとに無料Wi-Fiが充実していますが、地図やKTX予約用にモバイルWi-FiやeSIMを用意しておくと移動がスムーズです。
❓ よくある質問
韓国旅行は7日間あればソウルと釜山の両方を回れますか?
はい、十分に可能です。前半の約4日間でソウルの古宮・グルメ・K-カルチャーを楽しみ、KTXで釜山へ移動して2泊3日でビーチや市場を巡るのが定番のルートです。KTXはソウル~釜山を約2時間半で結ぶため、移動の負担も少なく、初めての韓国旅行に最適な日程です。
ソウルから釜山への移動はどうするのが一番おすすめですか?
KTX(韓国高速鉄道)が最もおすすめです。ソウル駅から釜山駅まで乗り換えなしの約2時間半で、車窓の景色も楽しめます。飛行機もありますが、空港までの移動や手続きを考えるとKTXの方が中心部から中心部へ効率よく移動できます。週末や連休は混み合うので、座席は事前に予約しておくと安心です。
このモデルコースは初めての韓国旅行でも回れますか?
はい、初めての方を想定した定番コースです。景福宮や明洞、海雲台、甘川文化村など、有名で行きやすいスポットを地理的に無理のない順番で組んでいます。地下鉄やKTXなど公共交通機関で移動でき、各エリアもコンパクトにまとまっているため、韓国が初めての方でも安心して楽しめます。